
群馬県みなかみ。谷川岳をはじめとする山々に囲まれたこのエリアで、東京とみなかみの2拠点生活を送るUXデザイナーの久喜さんは、古民家をリノベーションして暮らしています。屋根の葺き替え時期と重なったタイミングで選んだのが、屋根一体型太陽光パネルRoof–1でした。
雪深い地域で太陽光は本当に発電するのか。古い家やリフォームでも設置できるのか。同じように住まいを考えている方が気になるところを、久喜さんはどう判断したのか伺いました。
本記事は2025年3月に公開した取材記事を、Roof–1導入の検討に役立つ視点で再構成したものです。
久喜さんがRoof–1を選んだきっかけは、屋根の葺き替え時期が来ていたことでした。
「屋根はちょうど葺き替えないといけないタイミングだったのですが、どうせ葺き替えるなら屋根一体型太陽光パネルにしようと思いました。
一般的な架台式の太陽光をつける場合、見た目が気になったという理由もありますが、屋根と太陽光パネルが別々の場合、どちらか先に何か不具合が起きた時に、対応が複雑だなと思ったんです。一体型なら、メンテナンスが容易だと思います。あと、瓦屋根から金属屋根になったので、屋根が軽くなるという利点もありました。」
雪国で屋根一体型太陽光を検討するとき、まず気になるのは、冬のあいだ屋根が雪に覆われて発電しないのではないか、ということではないでしょうか。
雪が積もっても、雪が滑り落ちれば発電は再開します。実際に、久喜さんの家でその様子を見ることができました。
取材に伺ったのは2月中旬。大雪警報が出るなか、車が立ち往生するほどの積雪でした。そんな日でも、Roof–1を採用しているこの家の屋根は、ほかの家より落雪が早かったのが印象的です。雪が滑り落ちれば、日差しが戻ったときにそのぶん早く発電が再開します。実際この日も、10時ごろにはアプリ上でしっかり発電していることが確認できました。

久喜さんは、Roof–1を選んだ理由のひとつに「瓦屋根から金属屋根になって屋根が軽くなった」ことを挙げていました。この軽さは、雪国では発電以外の面でも意味を持ちます。Roof–1は金属屋根のため瓦屋根より軽く、屋根自体が軽いことは建物への負荷を抑える利点になります。
築年数の経った家やリフォームでRoof–1を検討するとき、古い建物に新しい設備をうまく組み込めるのか、という不安があるかもしれません。久喜さんの家は、その点でも参考になります。
この家は古民家ならではの真壁づくりで、壁の中に配線を通すことができません。そのため配線はすべて見せるつくりになっています。新たに配線をやり直すのは大がかりな工事になるため、久喜さんは別の方法で解決していました。
「この家の電球はWiFiで制御できるスマート電球なんですよ。配線しなくてもリモコンで全部制御できています。あと、インターホンも配線がなくても使えるスマートホームシステムを使用しています。こう見えてスマートホームなんですよ(笑)。」

久喜さんがこうした家づくりを選んだ背景には、スキーを中心にした暮らしがあります。
3歳からスキーを始め、いつか雪山のそばで暮らしながら働きたいと考えていた久喜さん。コロナ禍でリモートワークができるようになったタイミングで、東京から近く、1時間圏内に多くのスキー場があるみなかみへの移住を決めました。仕事帰りにそのままスキーへ行ける距離に、雪山のある暮らしがあります。
その暮らしを続けたいからこそ、家づくりでは環境への負荷をできるだけ抑えたいと考えていたといいます。
「雪が昔より降らなくなったと毎年言われています。エネルギーを完全に使わない生活は難しいですが、選択肢があるなら無駄なエネルギーはできるだけ使わずに、効率よく生活できるスタイルを選びたいと思っています。」
新築ではなく古民家のリノベーションを選んだのも、建具をできるだけ再利用し、使い切れないものは古道具屋に引き取ってもらうなど、無駄を出さない家づくりの延長にあります。屋根の葺き替えという機会をとらえてRoof-1を選んだのも、同じ考え方からでした。
積雪地域や築年数の経った家での設置可否、葺き替えに合わせた導入の進め方など、ご自宅の条件に合わせてご相談いただけます。
本記事は、2025年3月に公開した取材記事をもとに、Roof-1導入の検討に役立つ視点で再構成したものです。
雪の多い地域で太陽光発電を導入するときの考え方や注意点をまとめています。
築年数の経った家のリフォームで屋根や設備をどう考えるか、検討のポイントを解説しています。